【新唐人2014年2月4日付ニュース】旧暦新年の期間中、中国では各地で集団事件が相次ぎ発生しました。福建省では観光地の警備員が村民を殴ったことが集団抗議事件へ発展し、村民数百人が2日間道路を塞ぎました。
2月1日、福建省莆田(ほでん)市の九龍谷森林公園で、警備員が身分証明書を携帯していないとして、村民1人を殴打したことが引き金となり、村民数百人が2日連続、道路を塞ぎ、抗議しました。地元当局は大勢の警官隊を出動させ、村民十数人を拘束。抗議は3日間続きました。
福建省渓南村村民
「拘束して、また釈放したようです。まだ解決されていません。営業も再開していません、昨日も今日も。警察車両がいっぱいです」
2月2日、広西チワン族自治区貴港市平南県のバスステーションで、費用の徴収に不満を持った車の運転手らが、バスステーションを破壊。大勢の警察が出動し、鎮圧にあたりました。
記者
「平山バスステーションが破壊されましたか」
平山バスステーション職員
「ええ、そうです」
記者
「いつの事ですか」
バスステーション職員
「夜です」
記者
「回復しましたか」
バスステーション職員
「通行は回復しました」
海外のサイト「中国ジャスミン革命」によると、1月30日夜、広東省河源市東源県上莞鎮で、刃物を手にした数百人が地元政府の役所前で殴り合いました。警察が警告発砲して止めに入り、複数人が負傷して病院に搬送されました。
同日夜、雲南省昆明市呈貢県でも数百人の集団暴動があり、警察は催涙弾などを使って鎮圧しました。
2月1日、広東省肇慶(ちょうけい)市封開県で2つのグループが大げんかを始め、当局は全身武装した機動隊を出動させ、鎮圧にあたりました。同じ日、広西チワン族自治区桂平(けいへい)市で、交通事故が集団暴動に発展。現場の警察だけではコントロールが効かず、大勢の機動隊が出動しました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/02/03/atext1055255.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)